地方カメラマンのなんでもあり~の日記です。


by st-nature

タグ:液晶モニター ( 2 ) タグの人気記事

今日はヒマだったのでモニターのキャリブレーションを実施しました。今までは3ヶ月に1回程度しか実施していませんでしたが、先日導入したモニター( NEC MultiSync LCD2490WUXi ) はまだ新しいので、こまめにキャリブレーションするようにしています。電源を入れてから輝度が安定するまでに最低でも30分はかかるので、他にすることがないときは派手目のスクリーンセイバーを作動させておきます。その点、ロケやネットサーフィンなどの普段使いにしているDellノートはLEDバックライトなので、電源を入れた直後から安定しています。すぐに使えるという点では非常に便利です。

f0148962_12175759.jpg
NEC純正のキャリブレーションソフトSpectraNaviを起動したら、まずセンサーのゼロキャリブレーションをとります。黒い紙の上にセンサーを置いて「実行」ボタンをクリックします。

f0148962_12205752.jpg
終わったら、サルでも分かるようにセンサーの絵を表示してくれるので、

f0148962_12222465.jpg
それに重ねるようにセットします。

f0148962_12242366.jpgあとは「実行」ボタンをクリックするだけ。ハードウェアキャリブレーションなので何もする必要はなく、プロファイルの作成から保存まで、全て自動でやってくれます。

センサーが密着するようにモニターを少し上に傾け、コードに重石を乗っけて落下を防いでいます。測色時間は約8分。最大輝度ならもっと早いようですが、80カンデラまで落としているので若干時間がかかります。ナナオ(EIZO)のColorEdgeあたりはもっと早いそうです。


f0148962_15182337.jpg
終了後に出るキャリブレーション情報。目標値に対して結果が表示されます。色温度設定ですが、印刷前提の場合は5000Kがいいとされていますが、私の場合は写真集印刷をお願いしているアスカネットの印刷サンプルと照らし合わせたときに一番しっくりくる5500Kに設定しています。ちなみにDellノート( Studio1535 ) は6500Kです。一般の方のモニター( 9300K ) に合わせてもう少し高めのほうがいいかとは思いますが、ロケでのリモート撮影にも使いますので、あいだをとって6500に設定しています。マックのようにプロファイルの切り替えが瞬時にできればいいのですが、Win機はそれができないのが不便なところです。どちらにしろ、Dellノートのモニターでは正確な色再現はできないので、6500Kでもいいかなと思っています。モニターの色温度は一般の方との開きがありすぎて、印刷以外の用途では設定に悩むところです。

f0148962_1249492.jpg
カラーの部分が今回キャリブレーションして得た色域です。青い三角形のsRGBとほぼ合ってます。

f0148962_14111029.jpg
次のキャリブレーションは2週間後の予定です。

私はノートPCを除いて液晶モニタは初めてなのですが、このLCD2490WUXiは全く違和感がありませんでした。導入当初は初期設定のまま最大輝度でキャリブレーションしてしまったので、色味・彩度・コントラストの違いに愕然としましたが、輝度の設定を落とすことで彩度やコントラストも落ち、前に使っていたCRT ( NANAO FlexScan T766 ) と比較しても全く違和感がなくなりました。( 2台並べて見比べれば微妙に違いますが) ただひとつ気になる点を挙げるとすれば画面のギラつきです。普通に離れて見れば問題ありませんが、ちょっと目を近づけて見るとかなり気になります。

いつも思うのですが、印刷用にキャリブレーションしたモニターってなんか汚い・・・。普通に鑑賞するだけなら表面ピカピカのDellノートのほうがよっぽどキレイに見えるのです。もちろん階調などのトーンを一切無視しての話ですが・・・。パッと見はキャリブレーションも何もしていない安物のモニターのほうがキレイに見えてしまうんですね~。ちょっと悲しい。(^_^;
[PR]
by st-nature | 2009-04-28 13:22 | カメラ・機材

パソコン環境一新!

暖かくなってからめずらしく仕事が忙しく、更新が滞っておりました。
ここ数年、パソコン環境はOS:Windows XP DOS/V機(Pen4 3.2GHz 2GBメモリー)、モニタ:NANAO FlexScan T766(CRT) という環境で仕事をしてきましたが、EOS 5D Mark2を導入してからはさすがに限界を感じるようになりました。現像に時間がかかる上、モニターはすでに寿命を迎えていて色むらだらけです。今までごまかしごまかし使ってきましたがもう限界と判断し、不景気なご時世の中、勇気を振り絞って買い換えることにしました。

今回導入したパソコンはやはりDOS/V機でスペックはCPU:Intel core i7(2.66GHz)、HDD:1TB 、メモリー:3GB、OSはWindows VISTA Home Premiumです。余計なソフトは一切入ってませんが、画像処理にしか使わないのでかえってスッキリしていてよいです。モニターはハードウェアキャリブレーション対応のNEC MultiSync LCD2490WUXi-BK 24.1型ワイド液晶ディスプレイです。

f0148962_16203886.jpg
同じ画像を表示して古いモニターとの見え方の違いを確認しているところです。まだ若干輝度が高めですが、色味はだいぶんよくなってきました。センサーはMonaco OPTIX Proを使用し、NECのSpectraNaviでハードキャリしています。(ちなみに私の設定は5500K G2.2 80cd/m2です。) ハードキャリはいいですね。設定さえ済ませておけばあとは勝手にやってくれます。な~んにもしなくてよいです。これならこまめにキャリブレーションしても手間ではありません。

f0148962_15531366.jpg
デュアルモニター用に友人よりいただいたNECの17インチ液晶とDell Studio1535ノート(LEDバックライト仕様)。当然ですが同じ画像を表示させると、とんでもなく色も明るさも違います。ぱっと見一番きれいなのはなんとDellノート。これでも輝度は15段階中の下から4番目まで落としています。(一番明るくすると眩しくて目を開けていられません。)

f0148962_1615366.jpg
で、例によってプラダンシートを使った自作ディスプレイフード。

f0148962_1624077.jpg
センサーを挿入できるように開閉式の窓を設けました。

f0148962_2146385.jpg
今更ではありますが、ようやくデュアルモニター環境を手に入れました。フォトショップでの作業はパレットを全てサブモニターに置けるので、デスクトップは広々としていて最高です。サブモニターのほうが小さくて位置も低いのですが慣れれば問題ありません。(と書きましたが、現在は高さを調節して上を揃えています。やはりそのほうが作業性がいいです。)メインモニターの下には机からの照り返しを防止する目的で黒ケント紙を敷きました。

このご時世に設備投資は大変勇気がいりましたが、作業効率が悪くてしかも色味に自信が持てないのでは仕事ができません。色味に不安のあるデータをお客様にお渡しするわけにはいかないのです。しかし最新スペックのパソコンとハードキャリ対応モニターで20万円ちょっとですから、大変いい買い物をしたと思ってます。私がMacからWinに切り替えたのはここらへんの違いが大きいからでもあります。(もちろんこれだけではありませんが・・・。)
[PR]
by st-nature | 2009-03-30 16:38 | カメラ・機材