野外でポートレートというとライティングはレフ板が普通だと思いますが、アシスタントのいない私はクリップオンストロボを使ったソフトボックスでライティングすることがあります。ただ、ダイレクトなら光量もまずまずですがソフトボックスなどでディフューズすると条件によっては1灯では厳しい場合もあります。

なんとかソフトボックス内に2灯仕込めないかと考えたのが上の写真です。上のストロボはサンテックのマルチクランプと
エツミのボールヘッドシューの組み合わせです。ソフトボックスは
SD写真電気工業の65cmタイプですが、中間にもディフューザーを入れているのでクリップオンのワイドパネルは出しません。

下のストロボは
マンフロットのマジックアームと自由雲台の組み合わせです。マジックアームは真ん中のレバー操作で全ての関節(?)がフリーと固定を切り替えられます。大型ストロボのヘッドを載せても平気で、ガッチリと固定することができます。写真はカメラの左手側に置いてST-E2で飛ばすことを想定し、受光部をこちらに向けています。
新藤修一の仕事場で紹介のあった方法でST-E2の首が振れるようにしています。室内で撮影する場合は赤外光が反射して飛び回るので、ST-E2をストロボ受光部に向けなくても殆どの場合で大丈夫ですが、野外ではそうはいきません。
ニッシンのユニバーサルシューコードと
エツミのボールヘッドシューの組み合わせです。ST-E2自体に首振り機能があればこんな面倒くさいことしなくてもいいんですが・・・。
つい先日もこの方法でモデル撮影をしましたが、そのときは建物の日陰でしたので補助光としては1灯でも十分でした。これが晴天逆光となるとどうなのかな。半身なら問題ないはずですが全身はイケるかな・・・。2灯仕込めばイケそうな気がしますが、、、早めにテストしてみないといけません。