
エネループを使うメリットは、、、自然放電が少ないのでフル充電して保存可能、充電可能回数が多い、継ぎ足し充電OK、メモリー効果もほとんど気にしなくてよい、低温に強い、LP-E6と比べると圧倒的に安い、などが挙げられます。また、充電が完了すると給電がストップするのでほったらかしでもよく、リチウムイオンのようにシビアに扱わなくても大丈夫です。リチウムイオンは 「フル充電で保存すると寿命が短くなる」 とか 「フル充電するには充電完了ランプが点灯してから更に1時間充電しなければならない」とか言われますが、そんなややこしいことは何も考えなくていいのです。
そもそもサンヨーの充電器には充電後も満充電状態を保つ「満充電キープ機能」がついているものがあり、これを使えば充電完了後も1ヶ月程度ほったらかしでも問題ありませんし、フル充電状態をキープしてくれます。それにエネループとセット販売されている充電器にはリフレッシュ機能がついてないので、定期的にリフレッシュする必要もないのでしょう。よって非常にラフな扱いでよく、リチウムイオンのようにシビアに考える必要はありません。
ただし欠点もあり、LP-E6 1本と比較すると重い、5DmarkⅡでの使用ではカメラとの通信機能が使えないため電池の残量表示が大雑把になる、、、などがあります。ともあれエネループは5Dmark2で使う分には欠点より利点のほうが多い上、安くて扱いがラフでいいので、私のようにズボラな貧乏カメラマンには最適な電池のようです。(^_^;

天気も撮影時間もよくありませんが、建築スナップということで・・・



正面玄関を入ったところのフロア。

階段側から外に向かって。

1階フロアでは子供絵画教室の展覧会をやってましたのでほとんど撮影できず・・・

階段踊り場にあるステンドグラスはハワイに特別注文したそうです。

踊り場より2階に向かって

2階に上がって左の廊下を奥から撮影

2階では別の企画展をやってました。建物以外には興味なく・・・・。(失礼)


建物内には観光客の方もおられ、三脚を立てることがはばかられますので、カメラの感度を上げて手持ちで撮影しました。若干暗い写真もありますが建築スナップということで・・・ (言い訳) ここで個展などを開催される方には申し訳ないのですが、萬翠荘は純粋にフランス式近代建築として、建物の展示を行ったほうがよいような気がしました。






道後温泉に入るために旅館に泊まる必要はなく、外湯で楽しめます。入浴後には浴衣を着てお茶とお菓子をいただきます。古くて狭くて迷路のような建物内は温泉情緒というより「千と千尋の神隠し」的な雰囲気が味わえます。(" 千と千尋 " はこんなに狭くはありませんが・・・)地元の方も是非行かれてみては?


ただこのレンズ、発売初期の頃には偏心しているものが多く出回っていましたので、持っている方は一度テストしてみた方がいいかもしれません。私の所有していたのもそうで、片ボケが酷かったです。私の場合は保証期間内だったのでメーカーに調整に出したら無償で交換してくれました。

道後温泉本館を北側から撮影しています。地元の方ならお分かりかとおもいますが、北側は引きがなく、まさかここから全景が撮影できるとは想像がつかないと思います。歪みの修正でかなりトリミングされていますが、元画像ではもっと広範囲が写っています。いろいろ問題点もありますが、他のメーカーにはない超広角レンズですので大事に使っていかなければならないと思っています。
前回記事 Canon EOS 40D vs 50D の撮影をした場所で同じアングルからEOS 5D MarkⅡで撮影し、簡単に比較してみました。前回はJPEGラージファインの画像を掲載しましたが、今回のテストは全てRAWで撮影し、DPPにてデフォルトで現像しています。(20Dと50Dの画像は前回RAW+ラージファインで撮影したデータをRAW現像していますので、光線状態が異なります。ご参考程度に。)前回同様、概ね赤枠の近辺で、100%の大きさで切り出しています。


・オリジナル画像 5D2RAW1.JPG (別ウィンドウで開きます)

・オリジナル画像 50D_RAW.JPG (別ウィンドウで開きます)

・オリジナル画像 5D2sRAW1.JPG (別ウィンドウで開きます)

・オリジナル画像 40D_RAW.JPG (別ウィンドウで開きます)

・オリジナル画像 20D_RAW.JPG (別ウィンドウで開きます)
個人的に興味のあった、5D MarkⅡsRAW1と40D RAWの画質比較ですが、予想通りではあったものの、ここまで解像感に差が出るとは思っていませんでした。ほぼ同じ1000万画素(正確には5D2 994万画素、40D 1008万画素)の5D2(sRAW1)と40Dの画質は同じではありませんでした。階調・ノイズについてもセンサーサイズの大きな5D2に歩がありますので、40Dは完敗ということになります。ただし、5D2はレンズのイメージサークルの端まで使いますので、レンズによっては周辺画質が甘くて使い物にならないということもありえます。
■ その他設定・感想
高感度ノイズについては比較的ノイズの多い40Dを使ってきた私にとっては驚異的とも言えるもので、これからは夜景でもスナップ的に手持ち撮影が可能になるでしょう。EOS二桁モデルとは別次元のノイズ特性ですが、5D2の画素ピッチが20Dとほぼ同じでDIGICがより進化していると思えば納得できます。20Dはもう3世代も前のカメラですがノイズ特性では今でも充分通用するほど優秀です。また、今までノイズが浮いて(私的には)使えなかった「高輝度側階調優先」もこれからは有効に使えそうです。画像についてはThe-Digital-Picture.com の レビューページで詳細に検証されていますので、よろしければご覧ください。(マウスカーソルを感度の数字上に移動すると画像が変わりますが、最初の読み込みに時間がかかります)
「高感度撮影時のノイズ低減」設定ですが、私の場合ISO3200まではOFF、それ以上では用途に合わせて「弱め」または「標準」に設定すると思います。「弱め」はカラーノイズのみ除去し、輝度ノイズはそのままなので解像感にはあまり影響しませんが、「標準」以降では輝度ノイズも除去し、解像感が甘くなりますので注意が必要です。
心配していた周辺画質ですが、SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL /HSM 、EF17-40mm F4L USM、EF28-70mm F2.8Lの3本ではほぼ問題なく、やはりこのカメラはレンズの粗が出にくいと感じました。ただしどのレンズも最広角側の周辺画質には問題があり、かなり絞り込んで使う必要があります。(F11~16) その場合でもSIGMA 12-24mmは周辺像の「流れ」がひどい状態ですが、14mm付近から望遠側では切れてしまいますし、例えば建築物などを撮影し歪みやパースペクティブ(遠近感)を補正すれば切れてしまいますので、私的には非常に頼りになる1本となります。
その他設定では「オートライティングオプティマイザ」は通常はOFF、必要に応じてスナップなどではONにすると思います。勝手に明るさやコントラストが操作されては困りますので。あと、液晶の明るさの自動設定もマニュアルですね。もっと細かく制御してくれるのなら別ですが、たったの3段階では正確な露出の判断はできません。
■ まとめ
Canon EOS 5D MarkⅡは大変素晴らしいカメラです。APS-Cサイズセンサーのカメラとは比較にならない圧倒的な解像感、階調、ノイズ特性・・・・・その画質は 『 空気感までも描写する 』 といった感じです。(ちょっと大げさか(^_^;) APS-Cサイズセンサーと比較して、面積比約2.6倍はダテではありません。値段もフルサイズとしては安いと思いますし長く使えることを考えれば買って損はないカメラだと感じました。ただし以前にも書きましたが、これだけの画素数になってくると僅かなブレやピンぼけにもシビアで、レンズのほうも大きくて重くて値段の高いL レンズが必要になってきます。 体力と財力と撮影技術に自信のある方は別として、複雑で高機能なカメラの使いこなしも含め、一般のアマチュアカメラマンにはちょっと手強いかな、、、という気もします。
■ キヤノンさんへの要望
1. 液晶の明るさのマニュアル・自動設定とも、もっと細かく設定できるようにしてください。1段の差が大きすぎて使えません。
2. アンケートにも書きましたが、撮影後のプレビュー画面から直接拡大・縮小できるようにしてください。また、そのときにSETボタン一発で任意の大きさ(どの大きさというなら最大がいいかな)に拡大できる機能を付けてください。シャッターを切った後毎回拡大ボタンを押しまくってピントチェックをするのは相当作業効率が落ちます。これはファームアップで対応可能だと思いますので、ぜひともこの機能を付けて欲しいです。
3. カメラ本体で倍率色収差を補正する機能を付けてください。できれば歪曲収差の補正機能も付いていればレンズはオールキヤノンになると思うのですが・・・。
4. 倍率色収差・歪曲収差・フレアの少ないレンズを作ってください。他社よりも大きなマウントのキヤノンはレンズの設計上、断然有利なはず。キヤノンさんの最大の課題はレンズの描写性能ではないでしょうか。ニコンさんに大きく水をあけられてます。またST-E2の後継機(マニュアル制御ができる、電池は単三を使用)を早く出してください。
5. 測距点をもっと多く、範囲も広げてください。そして全点クロスセンサーに。これはコストや技術面で簡単にはいかないと思いますが頑張ってください。
6. EOS-1D系のように、ファインダーを覗いたときに背面液晶に鼻が当たらない工夫をしてほしいです。ファインダーを覗くたびに液晶が汚れるので、いつもクリーニングクロス片手に撮影しなければなりません。フッ素コーティングだけでは不充分です。
7. 必要以上の画素数はいりません。(KissX2、50D) 階調やノイズを犠牲にしてまで画素数を上げることはないと思います。銀塩で例えれば、アマチュアカメラマンに中判カメラ以上の解像度が必要でしょうか?それよりも他の機能を充実させたり画質を向上(低ノイズ・豊富な階調・各収差補正機能)するほうが大事だと思います。
8. DPPのホワイトバランス微調整を他メーカー製現像ソフトと同じようにスライダー方式にできませんか? 使いにくくて仕方がありません。
他のメーカーさんもグングン追い上げてますよ。いやもう既に抜かれてる部分も多くあります。ニコンさんに乗り換える方も多くいらっしゃいます。少しきつい書き方もしましたが、ユーザーのため、キヤノンさんのためにも、できるかぎりユーザーの意見に耳を傾け、取り入れていただきたいと思います。期待してますよ。
心配していたファームウェアは1.06でした。待てなかったんだから仕方ありません。まぁ極初期のロットではないでしょうから自分でファームアップしてよしとしましょう。方眼マットスクリーンとバッテリーグリップを同時購入しましたが、やはりEOSの二桁モデルと比較すると一回り大きく、感覚的にはモードラ付きの35一眼からペンタの67に持ち替えたような感じです。ファインダーはピントの山は相変わらず分かりづらいものの明るくて広く、「35mmってこんなに広かったんだな~」と改めて実感しました。

写真はThe-Digital-Picture.comより拝借
本格的なテストはまだこれからですが、今時のカメラは設定項目が多く、全ての組み合わせを試していたら記事をまとめるのも大変です。感度ごとのノイズの出方やリダクションのオンオフなどの組み合わせはこちらのサイトで詳細に検証されていますので参考にされてください。今のところ私が興味あるのは仕事ではいちばんよく使うであろうsRAW1(約1000万画素)とEOS40DのRAW(同じく約1000万画素)ではどちらが画質で優れているか、ということです。焦点距離や被写界深度が違いますので単純には比較できませんが、あまり関係のない遠景で、同じズームレンズを使用してテストしてみたいと思います。画素ピッチに余裕のある5D2、レンズの美味しいところのみを使う40D、どちらが有利か興味深いところです。結果は簡単にまとめてまたご報告したいと思います。
フルサイズのカメラはレンズのイメージサークルの端まで使いますので、周辺の画質がどこまで耐えられるかが心配です。前回お借りしてテストしたときは、このカメラは案外レンズの粗が出にくい印象でしたので、そこらへんももう少し検証してみたいと思います。とは言ってもやはり安いズームレンズではダメで、最低でも L レンズが必要なようです。 ということはやはり大きくて重たい組み合わせになってしまいますね~。(;^_^A アセアセ…
それから買った後になって気が付いたのですが、このカメラはなんと全点クロスセンサーじゃないんですね~。40Dや50Dでも全点クロスなんだから、よりピント精度の要求される5D2は当然そうだろうと思いこんでました。(後発だし)情けないことにクロスセンサーは中央の1点のみです。まぁ私の場合は全ての撮影をこのカメラでこなすわけではなく、動体やスナップは今まで通り40Dで、5DMarkⅡを使うのはおもに建築写真などの静物のみになりそうです。この手の撮影はライブビューを使ってマニュアルあるいはライブモードAFでピントを合わせますので全く心配はいりません。
しかしキヤノンさんはどうしていつもできるのにしないんでしょう。世間から「出し惜しみ」とか「商売人」などと言われても仕方がないようにも思います。1D系との差別化は必要なんでしょうけど、あまりにも差別しすぎじゃないですかね? 高速連写が可能で動体撮影に適した40Dや50Dにアシスト6点(AIサーボでのみ有効)が付いてなくて、高速連写ができない、どちらかといえば静物向きの5D2にアシスト6点がついているというのもちぐはぐな気がしますが・・・・・。アシスト6点いらないから全点クロスセンサーにしてほしかったな~。

ノートPCなしではロケのときに困るので、もう何ヶ月か前になりますがDellのStudio1535を買いました。心配だったOS(Windows Vista Home Premium)もIntel Core2Duo 2.1GHz CPUと4GB積んだメモリーのおかげで快適に動いています。バックライトにLEDを使った液晶画面は大きく(1440×900)動作も快適なので、画像処理以外の普段使いは100%これになってしまいました。
2台目以降、フォトグラファーとしては珍しくウィンドウズマシンをメインに使ってきましたが、これを本格的に使いだすとやめられなくなってしまいます。その理由はまず安いのに速いこと、フリーウェアやシェアウェアが比較にならないほど多いこと、カラーマネージメントも全く問題なし、などが挙げられます。ですので両方を使っているとどうしてもウィンドウズのほうが比重が重くなってしまいます。世の中はウィンドウズを中心に回ってる(?)ので、私にとっては圧倒的に便利なのです。 オシャレ度ではマックのほうが圧倒的に有利ですけどね。しかしウィンドウズマシンは「安いのに速い」のでRAW現像はウィンドウズで、、、というフォトグラファーは多いようです。
35mm、ブローニー、4×5のボディー各1台、標準レンズ各1本は辛うじてリストラを免れ、 『こんな時代もあった』 という思い出として手元に残してあります。しかし他のボディやレンズはこれで全て処分してしまったことになりますので、フィルムでの仕事は事実上できなくなりました。今年からは(いやもう一昨年前くらいからか)仕事はデジタル一本です。
あとは購入を待つのみですが、先にも書きましたように初期ロットを避けるためにいつまで待つべきかの判断で迷っています。我慢できずにさっさと買っちゃうかもしれませんけど・・・。(^_^;
ただ、その価格。年が明けてから一日千円くらいのペースで下がっていたのですが、今日はなんと一日で6000円も値下がりし、23万円台になりました。こう値下がりのペースが早いといつ買うか迷ってしまいます。巷では値段を気にするよりさっさと買って仕事に使う、自分の作品を撮るなどしたほうがよいという方もいらっしゃいますが、私の場合お財布事情が、、、、、。まぁ仕事も暇な時期ですし、もうちょっと待って新ファームのボディが出回ったころに買おうかと思います。




レンズの描写についてはこの撮影ではよく分かりませんが概ねよさそうです。手ぶれ補正もしっかり2~3段分は効いているようでした。きっちりテストしてみればいいんですが、そこまでの気合いが入らないレンズでもあります。このレンズのおもな用途はスナップですので、そこまでしなくても感覚的によく写っているようならそれでもいいのです。